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<わ> ワーキング・ブーツ[working boots] ワーク・ブーツともいわれる労働靴。とはいえ、軍隊の雑役兵がはくブーツから、ハイキングやキャンピング・ブーツまで範囲は広い。ワーキング・ブーツの共通項は、爪先が丸い、紐を通すたくさんの穴がついている、アッパーと底の縫い付けがガッチリしていて底が厚く、丈夫なこと。 ワラチ[warache] 革を編んだ甲に革底の付いた低いヒールのサンダル。「わらじ」に発音がよく似ていますが、ワラチはメキシコの民族的なはきものです。日本では夏のリゾート用などに着用されます。 ワラビー[wallaby] ワラビー(カンガルーに似た小動物)の蹄(ひづめ)の形にヒントを得てつくられたショートブーツ。1枚の革で足を包みこむ袋縫い製法のモカシンタイプ、クレープラバーのウエッジソールが特長で、イギリスのクラーク社の商品名となっています。ワラビー・ブーツともいいます。 参考文献:エフ ワークス株式会社「靴の商品知識」より |
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<ら> ライディング・ブーツ[riding boots] 乗馬用のブーツ。 ライニング・レザー[lining leather] 裏革のことをいいます。 ラウンド・トウ[round toe] 厚くて丸い靴型・トウの形のひとつ。ブル型とも呼ばれます。 ラスティング[lasting] 「つり込み」のこと。同項参照。 ラスト[last] 「靴型」のことをいいます。同項参照。 ラバーソール[rubber sole] ゴムを素材とした靴底。 ラムスキン[lambskin] 生後2ヵ月ぐらいまでの仔羊皮。用途は、高級手袋や衣料用など。 <り> リザード[lizard] トカゲ、またはその革をいいます。 リブ[rib] ウエルト製法で、中底に溝をつくる際に、掘り起こされた革の薄いつまみ。 <れ> レース[lace] 靴の「紐」。「レースの靴」または「レース付きの靴」は「紐付きの靴」ということになります。一方、レースシューズ(lace shoes)の場合は、編み上げの短靴をさします。 レザー・メッシュ[leather mesh] 細い紐状の革を手で編んだ網(メッシュ)。通気性に富んでいることから、夏用の靴の素材として使われます。 <ろ> ロー・ヒール[low heel] 普通3cm以下の低いヒールをこういいます。 ローファー・シューズ[loafer shoes] スリッポンの一種。デザインはモカ・タイプで、ウエスト部を横切って、中心部に細長く切り込んだ穴のあるベルトが付いています。「コイン・シューズ」「ペニー・ローファー」とも呼ばれるのは、ベルトの穴にコインを入れてはくためです。 ロック・ステッチ[lock stitch]上下2本の糸が中間でからみ合って、ステッチされているもの。 参考文献:エフ ワークス株式会社「靴の商品知識」より |
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<ま> 巻きヒール[covered heel] 木・金属・プラスチック製のヒールの側面を、革や合成のシートで巻いたヒール。 マッケイ式製靴法[Mckay process] アッパー・中底・表底を、一緒に糸で縫い付ける靴の底付け法のひとつ。従来はアリアンズという機械で縫い付けていたことから、アリアンズ式といわれていました。後にマッケイという人が改良機を発明しため、マッケイ式と呼ばれるようになりました。 マッドガード[mudguard] アッパーを汚れから守るために、アッパーとソールの接合部付近に付けられる革やゴムの「泥よけ」。単なる装飾もあります。 <み> ミュール[mule] 婦人靴のかかとの部分のないサンダル(バックレス・サンダル)のこと。ローヒールから中ヒール、ハイヒールまであります。 <め> メダリオン・トウ[medallion toe] 紳士靴のデザインの一種で、主に爪先部分の穴飾りをさします。 メッシュ[mesh] 糸や紐で綴(つづ)るか、または編んだ、通気性に富んだ素材。主に夏ものとして使われる。材料としてはリンネル・木綿・合成繊維・革などがあります。革製のものは「レザーメッシュ」。 <も> モールド[mould] 鋳型。靴ではVP製法やインジェクション製法による成型、月型・ゴム・プラスチックヒールの成型などに用いられます。革ではバクテリアやカビによってできる、色あせや消せないしみなどをさします。 モールド・ソール[mould sole] 一定の型に、ゴムやウレタンを流し込んでつくる底のこと。近年、ソールのデザイン性が求められていることから、その種類も増加しています。 モカシン[moccasin] 本来は北アメリカのインディアンがはいていた靴で、表と底が1枚の革からなるもの。現在では、甲にU字のはぎ合わせのあるスポーティな靴も同様に呼んでいます。 もみ革[boarded leather] 手や機械で表面にシボをつけた革をさします。 モンク[monk] ヨーロッパ修道僧がはいた靴で、インステップはバンド付き、側面はバックル留めとなっていました。 参考文献:エフ ワークス株式会社「靴の商品知識」より |
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